「筋トレと有酸素運動を1日おきにやると最も効果的」と聞きますが本当でしょうか?
上記の悩みを解決します。
「筋トレと有酸素運動は一日おき」は間違えです
まず結論は筋トレと有酸素運動は同じ日にやることが最も効率的に痩せます。
ですが1日おきでも効果がないという訳ではないので覚えておきましょう。
有酸素運動は一日おきでも効果はあり
有酸素運動は1日おきでも効果があります。
特に体脂肪を減らす目的になると週あたりの活動量(消費カロリー)によって変わります。
- ①有酸素運動を毎日行い500カロリー消費する場合⇒1ヶ月で15000カロリー
- ②有酸素運動を2日に1度行い500カロリー消費する場合⇒1ヶ月で7500カロリー
体重を1㎏減らすには約7200カロリーの消費が必要です。
なので上記のような場合だと①は2㎏、②は1㎏の体重が落ちることになります。
つまり毎日ちゃんと有酸素運動を行った方が消費カロリーが多くなるので痩せやすくはなりますが、毎日行わなければ効果はないという事ではありません。
また体作りは食事がすごく重要なになるので毎日有酸素運動していても食べる量などでも大きく結果は変わってきます。
特に「痩せたいけど筋肉を落としたくはない…」という人はPFCバランスを徹底することで効率よく痩せることができます。
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるメリット・デメリット
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるメリットとデメリットはそれぞれあります。
自分がそのメリットとデメリットを理解し、自分自身に合っているかで一日おきでやるかやらないかを判断するかをオススメします。
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるメリット
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるメリットは以下の通りです。
- 筋トレの質の向上
- 短時間でできる
- 怪我をしにくい
- 習慣化しやすい
筋トレの質の向上
筋トレと有酸素を1日で行う場合、どちらかを先にやるので後回しになった種目が疲労により質の低下をしてしまう可能性があります。
しかし筋トレと有酸素運動を1日おきで行うことによって、集中力を維持したまま質の高いトレーニングを行うことができます。
短時間でできる
筋トレと有酸素運動を一緒に行う場合、「筋トレ30分~1時間・有酸素運動30分」と平均時間ずつ行っても最低で1時間~1時間半の時間が必要になります。
しかし、1日おきで行うと、「今日は筋トレだけだから30分~1時間」「今日は有酸素運動だけだから30分」と言ったように短時間でトレーニングを終わらせることができます。
なので「仕事が忙しくて時間がない…」「あんまり長く運動をしたくない…」という人には向いています。
怪我をしにくい
筋トレと有酸素運動を一日おきで行うことにより鍛えた部位を休めることができるので疲労が溜まりずらく怪我がしにくいです。
特に部位ごとに筋トレをする場合などは十分に筋肉の休息をとれるので初心者さんなどは慣れるまで一日おきの方がおすすめです。
上記の画像のように月曜日に胸のトレーニングを行っても次に胸のトレーニングをやるのは一週間後になるので疲労が溜まりずらいです。
慣れてきたら「月曜日は胸と肩の日」などと期間を狭めていくと怪我無くトレーニングに慣れていく事ができます。
習慣化しやすい
有酸素運動は比較的に筋トレよりも体への負荷は少ないです。
それにより「今日は辛い筋トレ、明日は少し楽な有酸素運動」といった具合に継続しやすいスケジュールを組むことができます。
筋トレが好きな人や慣れている人は毎日筋トレをしても続けられると思いますが、そうでない人はまず筋トレと有酸素運動を1日おきに行い、習慣化させることから始めてみましょう。
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるデメリット
筋トレと有酸素運動を一日おきでやるデメリットとして以下の2つが挙げられます。
- 体重が落ちにくい
- 筋肉が大きくなりにくい
体重が落ちにくい
有酸素運動はカロリーを多く消費することができます。
そして冒頭でも言いましたが、脂肪を1㎏減らすには7200カロリーの消費が必要です。
その為には消費カロリーの多い有酸素運動を行う必要がありますが、一日おきで行うと毎日行う場合よりも消費カロリーが少なくなります。
それにより脂肪が減るペースが遅くなってしまいます。
なので目標体重と減量終了日を決めて、そこから月にどのくらい体重を落とせばいいのかを逆算し、それに合わせて有酸素運動の頻度を決めていく事が大切です。
筋肉が大きくなりにくい
先ほど、筋トレと有酸素運動を一日おきで行うスケジュールを画像で説明しましたが、そのスケジュールだと1つの部位週一でしか鍛えられず筋肉への負荷が少なくなります。
そうすると当然ですが筋肉は負荷が少ない分、刺激が少ないので大きくなりにくいです。
できれば筋トレと有酸素運動を一日おきで行う場合は「月曜日は胸と背中、火曜日は有酸素運動」というように鍛える部位を一日で2か所鍛えると筋肉を大きくすることができます。
まとめ
- 筋トレと有酸素運動は同じ日にやることが最も効率的に痩せますが、1日おきでも効果がないという訳ではない
- 筋トレの質の向上
- 短時間でできる
- 怪我をしにくい
- 習慣化しやすい
- 体重が落ちにくい
- 筋肉が大きくなりにくい
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